【大豆イソフラボンサプリの選び方】最新研究で分かった実際の効果を高める方法とは

【大豆イソフラボンサプリの選び方】最新研究で分かった実際の効果を高める方法とは

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目次

  • ​世界が注目する『大豆イソフラボン』は食品から?サプリメントから?​
  • 大豆イソフラボンとは​
  • 大豆イソフラボンの美容効果​
  • 大豆イソフラボンの健康効果​
  • ただ大豆イソフラボンを飲んでいるのではダメ!飲む時の注意点​
  • 過剰摂取や黄体期の摂取で引き起こす副作用とは​
  • 大豆イソフラボンに関するQ&A​
  • 40代、50代におすすめの大豆イソフラボンのサプリ​
  • エクオール産生菌がなくて、大豆イソフラボンの効果を実感しない人におすすめのサプリ​
  • 大豆イソフラボンは摂取しても「エクオール」が代謝されていないと、意味がない!​

​世界が注目する『大豆イソフラボン』は食品から?サプリメントから?​

​イソフラボンは大豆から取れて、体に良いことばかり!女性ホルモンを増やしてくれる♪と情報はあふれていますが、そもそもイソフラボンって詳しくはどんな成分?なぜ女性ホルモンを増やすの?と考えてみれば分からないことだらけじゃないです?

ビタミンCは美白に効く、コラーゲンは肌のうるおいに良いと分かりやすいような気もするけど、イソフラボンは摂取女性ホルモンアップ美肌バストアップに良い!というこの流れが少し複雑。
しかも美容だけじゃなく、健康にも良いという事実もあるみたいデス。それで思い出したのが、大豆食品が身近な日本人は欧米人よりもガンにかかりにくいというニュース。ただし、普通に豆腐や豆乳だけを摂っていたら効果は半減してしまうみたい。サプリを飲んでるから大丈夫♪というアナタもちょっと待って!

イソフラボンには吸収しにくい種類や、人側のほうの問題で摂取しても効果があまり出ない体質もあるというんです。また、摂りすぎても副作用が出てきてしまうとか…(ガーン)。

みのりん
どうしたらいいの!?と私、みのりんもボーゼンとしてしまいそうですが、上手な摂取方法や選び方はきっとあるはずです!イソフラボンの成分ををあますことなく取り入れて、女性ホルモンをフルパワー活用できる体を目指しましょ♪

大豆イソフラボンとは​

イソフラボンは豆乳をしぼった後にできる「おから」のような個体のものではありません。無色透明でマメ科の植物にはほとんど含まれているそうですが、その実体を探ってみましょう。​

大豆に含まれるフラボノイド(ポリフェノール)の一種​

Q.ポリフェノールとは? 
Ans.主に植物の色素成分のことです! 

種類は、主にふたつ。

  • フラボノイド系・・・光合成によって作られる。​ポリフェノールの9割を占めている
  • フェノール酸系​・・・色素以外で構成される

大豆イソフラボンはフラボノイド系のポリフェノールのひとつで、いわゆる「えぐみ」の部分ではないかと言われているそう。1粒の大豆から摂れる量はごくわずかで、全体の2%、1kgであれば2gしか取れません。(特に胚芽の部分に含有量が多いです)

他にも葛の根や赤クローバーからも抽出できるそうですが、まとめて摂るにはやはり大豆からが一番!このイソフラボン、入っている成分は偶然にも人の体に良いものばかりでした。

機能①エストロゲンと似た作用​

​これはよく聞きますよね。エストロゲン肌にハリをもたらして、髪の毛もツヤツヤにしてくれる女性ホルモンなので、分泌されている間はきっと気分も上がっています。そこに追加してイソフラボンを摂るとさらに美人度アップしそうですが、なぜ植物性エストロゲンとも言われるほど作用が似ているのでしょう?
それは、イソフラボンを摂ることによって体内でエストロゲンが働くようにできているため

どういうことかというと、まず体内で分泌されるエストロゲンの形と、イソフラボンの形が似ているということから始まります。エストロゲンが体に働くためには、細胞核内にあるレセプターという受け皿のような場所に収まる必要があるワケですが、なんとイソフラボンもうまく入り込めてしまいます。そうなると、エストロゲンが一気に増えて活発になる(錯覚を起こして働く)ということなんですね。なんだか、ラッキーな気持ちになってしまいマス!

ただしいくら増えるといっても、イソフラボンはエストロゲンの1,000分の1から10,000分の1ほどのマイルドな効力​なので毎日続けて摂取するのが良いそう。

機能②抗酸化作用​

イソフラボンはフラボノイド、というポリフェノールの一種ということをお話しました。このポリフェノールも含めて野菜や果物から摂れる化学成分のことを「フィトケミカル」といいます。栄養素、ではなく化学成分といわれるゆえんは、強い紫外線や害虫から身を守るために、植物自身が作り出している抗酸化物質であるため。そのフィトケミカルを人間の体に取り込めば、発生する活性酸素を除去できてしまうということなんです。これは素直に恩恵を受けちゃったほうが良いですよネ☆

<活性酸素とは?>
体の細胞を酸化させてしまう、文字通り活発な酸素。普通に呼吸をしていても約2%は活性酸素になり、通常はウィルスや細菌などを排除してくれる。ただし食品添加物や電磁波、ストレスなどで体内で増えると、肝機能の低下、シミやそばかすができるなど体のあちこちのダメージにつながる。

フィトケミカルの種類は他にも、トマトやにんじんなど赤や黄色の色素を持つカロテノイド系、にんにくやたまねぎに含まれる硫黄化合物系などがあります。フラボノイド系も含めて全体では数千~1万種類もあるというのですごいですよね。

大豆イソフラボンの美容効果

エストロゲンの本当の役割は、子宮内膜を厚くして受精卵がうまく着床できるように手助けしたり、卵そのものを作ったりする、いわば妊娠に備えて分泌されるもの。それでも、エストロゲンが出る女性らしい体つきになってフェロモンも出ちゃう?と良いことだらけのイメージです。イソフラボンによって、さらに分泌量アップするとなれば、大豆とお近づきになるしかないですよネ。事実、調べてみると、イソフラボンを摂ることで私たちの体に起こる「良いコト」はこんなにたくさんありました!まずは美容効果から見てみましょ。

 バストアップ​

​形が良くて、ハリがあるバストは全体のスタイルを考えたうえでももとーっても重要デス。そこで期待が持てるイソフラボンですが、乳房の中に張り巡らされている乳腺を発達させるため、バストアップに有効なんです。エストロゲンの分泌量が増え続ける妊娠中を例に挙げると、母乳をたくさん作るため乳腺が成長してさらに周りの脂肪も増えるので胸が大きくなりますよね。妊娠中は非妊娠時にくらべて100倍近く!エストロゲンが分泌されるというので胸の大きさも顕著ですが、それに近い形で胸の発達をうながすことは可能なのだと思います。​

美肌・美髪​

エストロゲンが美肌をつくるという理由は、まず角質層の水分量を保って血行を良くし、新陳代謝が活発になるため。その他にも、肌に関係する組織を増やせるということが大きいようですよ。

<美肌をつくる三大組織成分>

  • コラーゲン・・・真皮の70%をしめ、ネット状に張りめぐらされている。肌のハリや弾力を保つ
  • エラスチン・・・コラーゲン同士を束ねて弾力度、柔軟性をアップさせる
  • ヒアルロン酸・・・水分をたっぷり含んだゼリー状のもので、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めている

こうした3つのうるおい成分を生み出しているのが「繊維芽細胞」。エストロゲンが活発に分泌されることで、肌組織の細胞分裂も順調に行われてふっくらすべすべのお肌を保てるんですね。ちなみに、髪の毛もコラーゲンが関係しています。髪の毛がやせてきた、細くなってきたというのはエストロゲン不足の証拠かも?

ダイエット効果​

​イソフラボンは、血行を良くする効果がある=体の代謝を上げる、というダイエットサポートの役割を果たします。​​でも代謝を上げるだけじゃ、脂肪を燃やす筋肉の働きは良くなるかもしれないけど、それだけじゃない?と思うアナタ。大丈夫です。大豆イソフラボンにはダイエットの救世主になる成分も含まれていますから☆

例えば豆乳を例にしてみましょう。豆乳には「畑の肉」といわれる大豆たんぱくが豊富に含まれています。動物性脂肪たっぷりのお肉の代わりにレストランでもメニューが増えてきて、健康志向の人に人気ですよね。この大豆たんぱくにはレチシンという成分があり、血中にふえすぎたコレステロールを排除。また、同じく含まれるサポニン脂肪が体に吸収されるのを阻害する力があるんです。

健康食品でおなじみのフジッコが大豆イソフラボンとウォーキングの関係を調べたところ、イソフラボン摂取+運動で体脂肪が減ったという事実が分かり、報告されています。やっぱり、大豆イソフラボン摂取→体を動かす→血流アップ→代謝も促進→脂肪分解が進む!という流れができているみたいですネ。

大豆イソフラボンの健康効果​

大豆イソフラボンは美容だけではなく、骨や血管、神経など体のあちこちにも効くと認められているみたい!そのカギを握るのはやっぱり、エストロゲンが多く分泌されることらしいんだけど・・・。もちろん、女性特有の婦人科的な症状にも効果バツグンのようですよ。​エストロゲン、すごいですネ!無敵デス。大豆イソフラボンが神に思えてきました!
続けて健康に良い効果の一覧いってみましょ~☆

骨粗しょう症予防​

人間の骨は生まれてから死ぬまでずっと同じ強度を保っているワケではありません。実は、骨は新陳代謝を繰り返していて、新しくできては壊され、ということを繰り返しています。その生まれ変わりの骨量がアンバランスになると、骨の強さ(骨密度)が弱くなり中がスカスカになってしまうことに。これを骨粗しょう症といいます。その原因は、カルシウムがもともと足りていないという他にもエストロゲン分泌が大きくかかわっているそう。

骨は、体積の半分をコラーゲンで埋め尽くし、カルシウムをたくわえて支える役目をしています。ところがエストロゲンが足りないと骨量をキープする力が弱くなってしまい、カルシウムが溶けだしてしまうのです。イソフラボンは逆にカルシウムの流出をふせごうとする力を持つので、更年期にかけても毎日摂取したいところ。まだ若いから大丈夫!というアナタも不規則な生活、食事が身についていませんか?そうなると歳とともにエストロゲンが減っていき、いち早く骨が弱くなってしまう素質充分。また20代でも体の中は40代ですよと病院で言われてしまったという例も。コワイですよね。

動脈硬化の予防​

動脈硬化、とは文字通り動脈の血管の壁が内側から硬くなってしまい、しかも脂肪がこびりついて血液が流れにくくなるという症状。主に症状が出始めるのが多いのは40代以降ですが、脂肪たっぷりの食事をひんぱんに摂っていて運動はしない、という習慣の人は若くても要注意。よくいわれる悪玉コレステロール(LDL)優勢になると血液は脂肪や糖分でドロドロ、やがて血管が詰まったり心筋梗塞など重い病気を引き起こしてしまいます!

イソフラボンは善玉コレステロール(HDL)を増やし、悪玉コレステロールを減らす作用があるとか。しかも、フィトケミカル効果で血管にこびりついた悪玉コレステロールの酸化をふせぐ、すなわち活性酸素を除去してくれますよ。病気の芽をつんでくれることになりますよネ。​

生理痛の緩和​

​生理の時期は、頭痛やむくみ、肩こりなど体の不調が出やすくつらいですよね。そんな中でも最大といっていいほど不快な症状が生理痛。なぜ起こるのか原因のひとつに、排卵~月経が始まってから数日までの期間中に分泌される物質、「プロスタグランディン」があります。

子宮を収縮させて、経血を外に押し出そうとする働きがあるため、お腹が波のようにズシーンと重くなる痛みが出ます。プロスタグランディンは人によっては多く出てしまうこともあり、そのつど血管を収縮させてしまうのだそう。血行不良はプロスタグランディンを骨盤内に長くとどめておくことにもなり、痛みが強くなるということも考えられます。イソフラボンは逆に血管を拡張して体を温めようとするため、生理痛をやわらげる作用があるようですね。​カイロでおなかをあたためつつ、内側からも体をポカポカにすればうん、効果ありそうデス☆

月経前症候群(PMS)の症状改善​

​​生理が始まる1週間前、早い人では排卵日を過ぎたらすぐに表れるというPMS。詳しい症状は鬱っぽくなるイライラするといったメンタルなことから、だるい胸が張るなど体に出ることまでさまざま。生理が始まるとおさまることが多いので、これもホルモンが影響していそうです。そうです!これはエストロゲンとは違い、黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロン優勢の時によく表れる症状。(しかし、はっきりとした原因はまだ分かっていないみたいです)

プロゲステロンは体に水分をためこむ作用があり、お肌の皮脂分泌も多くなります。その時期は甘いものが欲しくなりドカ食いしたり、コーヒーなどの刺激物も欲しくなるとか。しかしPMSが重い人ほど、症状の悪化をふせぐため糖分やカフェインは避けたほうが良いのだそう。そうでなくてもPMS期は体が重く感じ、実際むくみやすくなります。ニキビがポツポツできてしまう人も。エストロゲンが減っている時期だからこそ起こる症状、というワケでここでまたイソフラボンに登場してもらいましょう。ホルモンバランスが取れてくるので、症状が軽くなる期待が持てますね!または、月見草オイルなどに多いα‐リノレン酸を摂るのも効果的ですよ。

生理不順の改善​

​​月経周期は主に28日、とよく女性雑誌の健康特集などでも目にしますが、人によっては25~38日とバラつきがあります。その間隔で間違いなくやってくるのではあれば正常で、問題なのはリズムが崩れたり、回数が多い、または少ないと不安定なこと。例えば24日以内にまた次の生理が来た、という場合は「頻発(ひんぱつ)月経」で、逆に39日以上あいてしまう場合は「稀発(きはつ)月経」といいます。

頻発月経になる原因は、卵巣の機能が低下しているためプロゲステロン分泌が少なくなっている可能性が。また、稀発月経の場合はストレスや体調不良などで女性ホルモンを出す脳の機能自体が弱くなっているという場合があるのだそう。いずれの場合もイソフラボンを含む大豆食品を摂ったりして、毎日少しずつホルモンバランスを整えていくのが良いようです。また、激しいダイエットで3ヵ月以上生理がない、または生理が来ても排卵されていないという場合もあるようなので、おかしいなと思ったら無理せず婦人科にかかってくださいね!

更年期障害の予防・改善​

一般的に40代中ごろ~50代に起こる更年期。受精卵の元になる原子卵胞の数が体から減ってしまい、そこから分泌されるエストロゲン量も少なくなってしまう時期です。程度の差はあれ女性ならば誰しもが体験します。しかし、量が少なくなるからというだけで更年期障害の症状が出てくるのかというと、また少し違うよう。

<なぜ更年期障害になる?>

  1. 女性ホルモンを作りなさいと指示を出すのは脳の、視床下部というところ。そこから下垂体を通って自律神経を介し、卵巣に「性腺刺激ホルモン」として指示が送られます。
  2. 通常であれば卵巣からエストロゲン分泌が始まりますが、卵胞が減るエストロゲンが作られない体内に充分に​分泌されないという流れになり、脳の視床下部が混乱してしまう。
  3. 視床下部というところは人が無意識に行っている、呼吸や体温維持などを管理するいわば自律神経のコントロールタワー。そのため、パニックになって神経が乱れ、体のあちこち不調が出てしまう。

という事が起こるようです。ただし、エストロゲンは閉経後でも完全になくなってしまう訳ではありません。「副腎」というホルモン分泌を司る臓器によって少しずつ分泌されるそう。

そのため、エストロゲン減少で骨粗しょう症や泌尿器系の不調、動悸など更年期の症状が起きやすくなったとしても(もちろん予防としてそれ以前から)イソフラボンを摂ってエストロゲンを増やしてあげれば良いのです。イソフラボンが多い食事を摂ることで、実際にホットフラッシュと呼ばれる「ほてり」や急に汗が出るといった症状が2週間ほどでやわらいだ!という声もありますよ♪

生活習慣病予防​

​大豆食品をあまり摂らず、高脂肪食や添加物の多い食事が多いと体に活性酸素が発生しやすくなります。これが、例えば血管であれば悪玉コレステロールが酸化して血管壁にくっつきやすくなり、動脈硬化などを招きやすくするんでしたよね。もし、心臓の血管で起きたら狭心症、心筋梗塞など大変な病気にかかる要因をつくっているようなもの。

生活習慣病は、そんな重篤な病気を招く入口に立っていると考えておかしくありません。ぜひとも、毎日の生活で改善していかなければなりませんよね。その方法のひとつにイソフラボンを摂ることが勧められています。なぜならイソフラボンは血管を広げる作用があり、血圧を下げる効果があるため。すごいのは、摂取した人が正常範囲内の血圧数値である場合はそれ以上血圧を下げないということ。血圧のバランスも取ってくれるんですね!

また、エストロゲンの分泌は脳の働きにも影響があるようで、積極的にイソフラボンを摂ることは認知症予防につながるのだそう。​

大豆を食べる習慣がない欧米でも、肥満や心臓病をふせぐために大豆食を推奨しているほどなんです。

アンチエイジング​

イソフラボンは血管はもとより、細胞にある活性酸素まで除去するように働くようですネ!とすると、もちろんお肌にも好影響です☆細胞膜の脂質が変化して老朽化してしまうのをふせぐことになるんですね。さすが、ポリフェノール効果はアンチエイジングにも有効、という事実に納得です。でも抗酸化作用特に強い種類、というのがイソフラボンの中にはあるのだそう。
イソフラボン、というひとつの栄養素があるわけじゃないの?とびっくりしてしまいますが、中身は実は15種類ほどのイソフラボン誘導体が集まっているもの。そのなかで特にエストロゲン作用が強く抗酸化作用がある物質を「ゲニステイン」といいます。

<イソフラボンで体内酵素も活発化!若返り強化?!>
活性酸素を除去するには、イソフラボンを摂ったりアーモンドなどのビタミンEを摂取するのが効果的。でも、体の中にすでに「SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ) 酵素」 という活性酸素を取り除く酵素もあるということが分かりました。ただ残念なことに、エストロゲンと同じように生まれた時から徐々に減っていってしまうもののようです。なんとか少しでも食い止めて、ある分だけでも活性化しなければいけませんよね。そこで、また頼みのイソフラボンです。大豆食品などを続けて食べることで、通常の活性酸素除去効果プラス、体にそなわったSOD酵素の働きを良くしてくれるのだそう。

乳がん、前立線がん​予防

​乳がんは女性の12人に1人がかかる病気。原因はさまざまで、高脂肪にかたよった食生活などもありますが、冷えやストレス、そしてやはりホルモンバランスなどの影響も大きいようです。

イソフラボンはガンまで予防できる栄養素なのでしょうか?その答えは、味噌汁を飲む習慣がある日本人は乳がんにかかりにくいというデータでも裏付けられているようですね。なかでもゲニステインは、ガン細胞を活性化させるチロシンキナーゼという酵素を抑制する効果があるそう。ガンが増殖するためには自ら栄養をよく取り込めるように血管を作るのですが、ゲニステインはその道自体を絶つことができるそうです。また、男性にも更年期はあり、その際のホルモンバランスの変化でかかりやすいとされる前立腺がんの予防にも有効なようですよ。

※詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
国立がん研究センター/イソフラボン摂取と乳がん発生率の関係

ニチモウバイオティックス/イソフラボンと前立腺がんの関係

~そもそも「ホルモン」て何?
ホルモンは外から栄養を摂って体に作用するというものではなく、体の内分泌系でつくられて血液に乗って全身をまわっています。その役割は、人間の体にある60兆個の細胞や器官を神経免疫機能一緒にコントロールすること。たとえば外の温度差などにも関係なく体温や血圧を一定に保とうとしたり、体脂肪を一定にしようとしたり。(食べ過ぎちゃえば別です汗)その数100種類以上もあるそう。分泌されている箇所もさまざまです。女性ホルモンは、性腺刺激ホルモン脳の視床下部の指示を受け、卵巣に届くと分泌されるんでしたよね。体の中でリレーしてるみたい♪

ただ大豆イソフラボンを飲んでいるのではダメ!飲む時の注意点

​今までは大豆イソフラボン全般の効果をご紹介しましたが、ここからは少し複雑になります。でも、上手に体に​取り入れて最大限に活用させる方法なので必読ですよ☆

エクオールを作るために腸内環境を整えよう​

​大豆食品をたくさん摂っているのに、体調が良くなる気配がない…と悩んでいたら、それはもしかして「エクオール」効果を得られていないからかも!

エクオールって何?

大豆イソフラボンの種類のひとつに、ゲニステインがあるというのを説明しました。このゲニステイン、くわしくは「ダイゼイングリシテインゲニステイン」というアグリコン型と呼ばれるイソフラボングループのうちのひとつ。

​アグリコン型イソフラボンの種類​エストロゲン作用​主に含有量が多い箇所
​ダイゼイン​​弱​​大豆胚芽​
​グリシテイン​​ほとんどなし​大豆胚芽、丸大豆のうちの10~20%
​ゲニステイン​​強​丸大豆​

ゲニステインはなかでも一番エストロゲン作用が強いようですが、ここからの主役はダイゼインに代わります。ダイゼインは効果そのものを高めるスーパーイソフラボン、「エクオール」に姿を変えることができるんです。くわしくいうと、私たちの腸の中にいる細菌によって、ダイゼインがエクオールに変換されるというしくみ。ダイゼインの状態ではエストロゲンを分泌させる作用は弱かったのに、エクオールになると活発に吸収されるようになるというのが不思議ですよね。

その効果の証拠として、更年期障害に悩む女性たちの尿が調査対象になりました。すると、症状が重い人はダイゼインやゲニステインの量は変わらなくても、含まれているエクオールが少ないということが分かったんです。となれば症状が軽いという皆さんは、やはりエクオール量が多かったということなんですね☆

エクオールはすべての人が持っているワケではない!?

​エクオールを作るには、ダイゼインを腸内細菌の力で代謝してもらえば良い、ということで、ヨーグルトなどでせっせと乳酸菌を摂って、と私もとっさにそう思いました。しかし・・・それだけではエクオールは作られない、ということが分かったんです。

なんと、

  • ​エクオールをつくれる腸内細菌にも種類がある、しかも報告を受けているのは10種類ほどでまだ研究段階である
  • そして必ずしも全員がそのエクオール産生菌を持ち合わせているワケではない
  • 今現在ではエクオールをつくる腸内細菌を新たに腸に増やす方法は見つかっていない

という、難しい話を読んでいても目が覚めちゃうような真実!腸内フローラ、ともいわれる腸内細菌は、遺伝や子供のころの食生活などである程度常駐する種類も決まってしまうのだそう。​がくぜんとしてしまいそうになりましたが、日本人では約50%、半数の人は保有しているそうで、まだまだ希望を捨てずにいようと思います。しかし、やっぱり大豆を使った料理を多く食べるアジアの国の人たちのほうがエクオールを作れているというデータがあるようですね。

エクオール産生菌​を持ち合わせていなくても、食べ物でなんとか菌を持つ方法はないのでしょうか?

エクオールを増やすにはどうすれば良いの?

年代別でいうと、10~20代の若者はエクオールを作れる人が少なめで、全体の約20~38%ほど。30代からは40%を超えますが、60~70代以降は50%以上!
この結果を見て、やはり毎日の食事の中でいかに「大豆」を食べているか、その量や期間がエクオール産生菌に関係していることが分かります。

事実、毎日大豆(食品)を食べる人は、あまり食べない人よりも2倍エクオールを作れているのだそう。
週に1、2度じゃダメなの?と思いますが、大豆イソフラボンは大量に食べても1~2日で尿から排出されてしまうので、こまめに摂ることが重要なようですね。

その他、エクオール産生菌を活発にさせるためにはどんな食べ物が有効なのかというと、やはり

  • ​食物繊維
  • 乳酸菌などの発酵食品

が良いんです。腸にいるビフィズス菌などの善玉菌は、食物繊維や乳酸菌をエサにして酸を出し、腸内環境を整えようとします。それを考えると、やはり大豆食品だけを腸に送り込んでも、善玉菌が増えなければ栄養を効率よく分解したり、エクオール産生菌の動きを良くしたりすることはできないようですね。

さらに、緑茶をよく飲む​という人はエクオールを作れる人が多いそう。NGなのはタバコを吸ったり、乳製品の摂りすぎは逆にエクオール作りからは遠ざかるようです。

でも、もともとエクオールを持ってないとしたらあまり効果ないのでは?という疑問が生まれてきてしまっても、ご安心を☆
大豆にはイソフラボンはもとより、ビタミンB亜鉛など美肌成分がたっぷり含まれていますし、大豆たんぱくには脂肪燃焼作用もあるんでしたよね。健康面でマルチな活躍を見せてくれますよ。

エクオールが作れるかどうか、すぐに知りたい時は

大豆食品を摂り続けて、効果がじわじわと出てくるまで待ちきれない!という方におすすめなのが、ソイチェック。

エクオール産生菌を持っているのか否か、尿検査で知ることができるんです。
産婦人科や人間ドックなどでも行っているところがあるので、「尿中エクオール検査」または「ソイチェック」で調べたり、問い合わせてみるのはおすすめ!
それよりもっとお手軽な方法で、郵送で検査キットを取り寄せるというのがあります。費用も4,000円ほどなので利用しやすいですよね。

しかし…また少し期待を裏切るようなコトを言って、ごめんなサイなのですが、運よくエクオール産生菌が尿から発見された=体の中にいた!という場合でも、肝心なエクオールは作られていない可能性があります。
どういうことかというと、産生菌が腸にいたとしても、数が少ないかもしくは働きが充分でないということもありえるそう。
エクオール産生菌を目覚めさせるためにも、発酵食品(キムチや漬物もそうです♪)を食べたり、ごぼう、わかめなどの食物繊維を摂って日々​増やす努力は必要なようですね。

エクオールを活発に働かせるのはもちろん、イソフラボンをコツコツと摂取することで美や健康は守られる、ということが分かりました☆でも、どれくらいの量を摂ればベストなのでしょう?排出されてしまうのであれば、その分多めに大豆食品を食べてもいいのでしょうか??あまり大豆が好きじゃない、そんなに食べれないという場合サプリで補うって手もありますよね。それから、「この時期に取り込めば、効果絶大!」というコツのようなものはあるのでしょうか。まだまだ知りたいことばかりです!

摂取量を守ろう

​イソフラボンはエストロゲンを増やしますが、栄養素を吸収するというよりもホルモンの分泌を左右するものでしたよね。ということは、黄体ホルモンであるプロゲステロンとのバランスも考えなくてはいけません。でももしイソフラボンを摂りすぎてしまった!という日があってもそれが毎日でない場合、あまり心配はいりません。 例えば、厚生労働省でイソフラボンの摂取量は1日70~75mgまでと決められていますが、イタリアではそれより多くの量を摂る実験をして、不妊治療に効果があったという報告も。

それでも、閉経後の女性に150mgのイソフラボンの錠剤を5年間摂取させたところ、子宮内膜増殖症にかかる率が高まったという例もあるそうで、現在では摂取量のめやすはその半分を取って70~75mgまでを、いわゆる「安全な範囲」としているようですね。

<イソフラボンのベストな摂取量と割合>
普段の大豆食品などから摂るイソフラボン量・・・40~50mg
サプリメントから摂るイソフラボン量・・・30mg(上限値です)

​主な大豆食品​分量​イソフラボン量
​納豆 1パック​ ​50g ​65.0mg ​​
​豆腐 ​1/2丁(110g)​ 55.0mg ​​
​豆乳 200ml ​56mg​​
​油揚げ ​1/2枚(75g) ​​52.5mg​
​きな粉 ​大さじ1杯(6g) ​​15.6mg​
​味噌 ​大さじ1杯(18g)​7.2mg​​​​​​​​

ちなみに、骨粗しょう症の予防で骨密度が減ってしまうのを防ぎたい時は、カルシウムが多い食品と一緒に摂ると良いようですよ。 大豆食品だけで75mgまで摂ればいいのでは?と思ったアナタ!サプリも摂ったほうが効果倍増といわれる秘密をこれからお伝えします。

吸収しやすいアグリコン型を選ぼう

大豆イソフラボンの中でも、体に吸収しやすいものとされにくいものがあります。また少し話が込み入ってしまうのですが、例えば、まずひとつの「イソフラボン」という形を思い浮かべて下さい。
そこには、さらに多くのイソフラボンの種類があるんでしたよね。それには大体「」がくっついた状態で存在しています。
その、イソフラボンに糖が結合された状態のことを、イソフラボン配糖体と呼んでいます。しかも名前がついていて、ダイズイン、ゲニスチン、グリシチンの3種類。

<イソフラボン配糖体のはたらき>

  1. ​大豆食品に含まれており、摂取して大腸に行くと、酵素によって糖がはがされる
  2. 糖がくっついていないため、腸管から吸収されやすくなる。いわゆる、アグリコン型に変身
  3. エストロゲン受容体にもうまく入り込めるようになり、作用が大きくなる

すなわちアグリコンとはダイズイン、ゲニスチン、グリシチンが、糖結合無くし、おなじみのダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインという名前に変わったものなんです。

グルコシド型もあるので注意

ならば、納豆や豆腐を食べればすぐさまアグリコン型になるのかと思いきや、そうではありません。実は、大豆食品の多くは「グルコシド型」。大腸の中で酵素によって分解されればアグリコンのような作用を望めますが、分子が大きいため分解、吸収に時間がかかってしまうんです。
なぜ分子が大きいのか、それはイソフラボン配糖体の例でいうと糖が周りにくっついている状態なため。

アグリコン型も、吸収しやすくなる前は糖がついているので結局同じじゃないの?と思いますが、吸収されるスピードがグリコシドは体に入って6~8時間に対してアグリコンは即効です。約2時間で吸収のピークを迎えるそうで、すみやかに、かつ効率よく吸収することができるんですね。

さらに、アグリコン型にするために糖を外す作業効率は人それぞれの腸内細菌の働きにかかっています。もし、悪玉菌優勢の腸だとしたら、吸収率も分解スピードにも差が出てきそうですよね。

そのため、一番のおすすめは最初からアグリコン型になっている食品サプリを摂ること。食品でいえば、しょうゆ味噌がそうです(摂りすぎは塩分にご注意を!)よく見るイソフラボンサプリは、そのへんの配合はどうなっているのでしょう?少し調べてみました。

​サプリ商品名/メーカー​内容量、価格 ​イソフラボンの種類、含有量
イソラコンプレミアム​/ニチモウバイオティックス​​55.8g(120粒)​/​6,800円​​アグリコン型、1粒あたり34mg​
大豆イソフラボン 60mg​/NOW社​60粒​​/​​​1,720円​アグリコン型ゲニステイン、
​1粒あたり34mg​​
​大豆イソフラボン with レッドクローバー​/ディアナチュラ​​30粒​/1,200​円​アグリコン型、1粒あたり​​​26mg​
大豆イソフラボン 30日分​/DHC60粒​​/​​​​​874​円​グルコシド型、1粒あたり​​​​40mg​

圧倒的にアグリコン型イソフラボンが入ったサプリが多いようですね。ちなみにDHCではグルコシド型が配合されているようですが、アグリコン、グルコシド共に体の中で代謝される量は厳密には、変わりはありません。

それでも、1粒あたり40mgはイソフラボンサプリの摂取限度値を超えてる?!と思ってしまいますが、アグリコン型に換算すると1日分、2粒25mg​にほどになるそうで、大丈夫そうですよ☆

生理周期に合わせて飲もう​

​PMSの症状でもお話しましたが、エストロゲン分泌が多い時期は卵胞期といって、お肌の調子も良くこれがずっと続いてほしい!と思うもの。しかし、排卵から次の生理が始まるまでは過食が止まらない、吹き出物が出る、イライラするといった症状に悩まされる黄体期がやってきます。これは毎月妊娠の準備をし、受精がなかった場合は子宮内膜のベッドを排出するという生殖機能の働きによるもの。これは成熟した体を持つ女性であれば必ず起こることで、卵胞期、黄体期と交互に来なければ、体に異常が生じてしまいます。

でも、黄体期の不快な症状を少しでもやわらげたいですよね。それには、その時期に多く分泌されるプロゲステロンとバランスが保てるようにエストロゲンを補充してあげると良いことが分かっています。生理前の頭痛がつらい女性に、排卵日から大豆イソフラボンを1日に40mg摂るようにすすめたところ、痛みも小さくなったという例も。

ただし、これはあきらかにホルモンバランスが崩れている人が試してみた結果、といえます。というのは実は生理前にエストロゲンを増やすことで逆に症状が重くなってしまう人もいるそうなのです。次の過剰摂取した場合、の解説で説明します!


過剰摂取や黄体期の摂取で引き起こす副作用とは​

エストロゲンは生理が終わった後から分泌量が増えてきますが、排卵が起こったらパタッとなくなるというわけではありません。リズムが正常であれば、排卵前から少しずつ増え始めているプロゲステロンとスムーズにバトンタッチして、一度分泌量が減ります。しかしなんと生理前の黄体期、プロゲステロン分泌がピークを迎えている時に、もう一度分泌が増えるのだそう。生理が始まるとどちらのホルモンも減少します。でも、そうなるとエストロゲンは常に私たちの体の中に分泌されていることになりますよね。事実、卵巣の他、副腎や脂肪細胞からも作り出されています。

エストロゲンは普段、プロゲステロンの制御によって必要以上に分泌されないようになっているもの。ところが過度なダイエットはもちろん、ちょっとした疲れ、ストレスなどでもプロゲステロンは減少しやすく、代わりにエストロゲン分泌が多くなるのです。そこにイソフラボンを大量に摂取した場合、「エストロゲン過多」になってしまいますよね!そうなった場合、心身に起こる影響には何があるのでしょうか。

吐き気

​脳の視床下部は、女性ホルモン分泌がうまくいかないと混乱を起こす、という特徴があるとお話しました。では体内にエストロゲンが多くなりすぎてバランスが崩れるとどうなるかというと、自律神経の乱れから胃腸の不調吐き気が起こることがあります。

脳腸相関」といって、脳と腸はつながっています。自律神経やホルモンなどの情報伝達物質が直接行き来するため、脳で感じたストレスが胃腸の反応に出やすいんですね。例えば緊張した際にお腹が痛くなったり、下痢になってしまったり・・・。
また、まれに大豆アレルギーになってしまう人もいるようで、大豆食品を摂ると体調不良に見舞われることも。極度に具合が悪くなってしまう場合は、病院で詳しく調べてもらうことをおすすめします。

ニキビなどの肌荒れ

​エストロゲンが充分に分泌されているのも関わらず、さらに追加でイソフラボンを大量に摂ってしまうとお肌にも影響が出ることがあります。よくあるのがニキビ吹き出物増えてしまう、という例。お肌の調子を整えるためにイソフラボンを摂ってるのに何で?!と叫びたくなってしまいますよね。

その理由は、エストロゲンの陰にいるプロゲステロンの働きにあります。プロゲステロンはエストロゲン量が体内に過度に増えた場合、とっさに自らの分泌量を増やす働きがあるのだそう。「たくさん分泌されている、大変だ!」と負けずに分泌しようとするんですね。すると、プロゲステロン自体に皮脂分泌を活発にする作用があるためニキビができやすくなるんです。その他、生理前は血行不良になりやすいことと胃腸の動きが低下するという要因が重なることも原因に。​

腹痛

​例えば豆乳をたくさん飲んでエストロゲン量を増やそうとした場合。自律神経の乱れから吐き気、腹痛などが起きやすいということに加えて、下痢の症状が表れることがあります。これは、豆乳にはマグネシウムが含まれているため。マグネシウムは骨の形成や神経の伝達を正常にする、など良い効果がたくさんありますが、摂りすぎるとその水分保持能力から便が柔らかくなりすぎてしまうおそれがあります。便秘下痢交互来る、腸の痛みなどからストレスが脳に伝わり、逆にそこからホルモンバランスを崩す要因になってしまうことに​。

生理不順

体内に分泌されているエストロゲンに比べると​、大豆イソフラボンから代謝される場合​効き方も弱めなはず。ですが、たくさん摂って増えすぎるとやはり体は敏感に反応してしまいます。例えばホルモン値が変化した分、月経周期が長く、あるいは短くなるなどリズムが乱れてしまうのです 。排卵が通常より早まってしまう、というのもそれにあたります。おりものが続く、いつもはなかった排卵痛がある場合はすでに危険信号が灯っていますので、ひとまず摂取量を控える必要がありますね。​

不正出血

​エストロゲンは、妊娠する際に作られる受精卵をうまくキャッチして着床させようと、子宮内膜を厚くする作用があります。ところがイソフラボンの過剰摂取をすると膜が厚くなりすぎて、経血量が多くなるおそれがあります。また妊娠しなかった際にはがれる、子宮内膜そのものを排出しづらくなるのだそう。生理ではないのに出血があるという場合は、このようにホルモンバランスが乱れた結果によるもののようです。すなわち、子宮筋腫などの病気がひそんでいない場合は経血を出し切れていないと考えることができますよね。また、子宮内膜が卵巣などいろいろなところに飛び火してしまう子宮内膜症なども、エストロゲンの影響を大きく受けているといわれています。​

自律神経失調症

​ エストロゲン量が減る黄体期に起こる、イライラ鬱っぽい感じを抑えるため、イソフラボンを摂取していますという人はたくさんいます。いわゆるPMS対策ですが、エストロゲンが多く分泌されすぎてプロゲステロンが活発になると、逆の作用を引き起こすことも。興奮、緊張作用を引き起こす交感神経が刺激され、動悸や息切れ、肩こりなどがひどくなってしまうのです。いつも生理前に起こる頭痛、体が重いといった症状が助長されてしまった、という人も多いようですね。自律神経の不調が起こりやすくなる、更年期のような状態をまねきやすくなるためやはり摂取量には注意が必要のようです。​

乳がん

エストロゲンを適量、摂取している分には乳がん予防に効果があるという報告があります。しかし乳がんは、がん細胞のなかにある受容体にエストロゲンを受けることによって肥大化するともいわれているんですね。ということは、エストロゲン分泌を長期に渡って多く受け続けていることがんのリスクを高めるともいえそうです。

初潮が早かった、ずっとホルモン治療をしていた、出産を経験していないという人は危険因子を持っているといいますが、イソフラボンの大量摂取もそれを助長してしまうことになるかも。では、エストロゲン分泌が減ってしまう閉経後はがんにかかりくいのかというと、そうではありません。特に、肥満になってしまうのは危険。脂肪細胞から酵素が分泌、それを伝って副腎から出るアンドロゲンといわれる男性ホルモンからもエストロゲンが作られることが分かっています。

大豆イソフラボンに関するQ&A​​

大豆イソフラボンの力でエストロゲンを増やせば、美肌になるし気持ちも安定するしで恐いモノなし!なんて少し浮かれ気味だったかも。だって生理痛やニキビにも効くと最初に知ってしまったら誰でも飛びついちゃいません?うーん、それでも副作用のことを聞いてちょっと慎重になっちゃいますよネ。なので、出てくる疑問点はしっかり解決しておきましょっ。

男性が飲んだらどうなる?

男性にも女性ホルモンは分泌されています。女性と同じように「副腎」という臓器から、または男性ホルモンであるテストテロンからも生成されることが分かっているんですね。しかし、やはり卵巣がない分とても微量なのは確か。少し大豆イソフラボンを摂取したぐらいでは、ヒゲがうすくなるなどの女性化はしないようです。良い効果としては、男性のホルモンバランスが崩れやすい更年期の頃にイソフラボンを摂ると前立腺肥大症や、前立腺がん抑える働きがあるのだそう。一方で肌をきれいにしたい、または薄毛予防に効果を上げたいということでイソフラボン摂取を試みる男性も多いようですね。

<男性にも美容効果がある?!>
実際に豆乳を飲んで、イソフラボン摂取の実験をした男性の話によると、髪の毛がサラサラになった頭皮や顔の皮脂まで抑えられて汗臭さが減った!ということがあったそうです。男性ホルモンであるテストステロンには皮脂分泌を活発にする作用があり、イソフラボンがその働きを抑えたという証拠になりそうですね。
また、薄毛治療薬にはフィナステリドという成分が主に配合されていますが、イソフラボンにも同じように作用する効果があるそう。体の内側からでも摂取すれば、さまざまな効果が期待できそうですが、やはり大量摂取は危険です。男女とも、ホルモンバランスを崩すと体に不調が出てしまうというのは同じなので注意しましょう。

妊娠中や授乳中は摂取して大丈夫?

​エストロゲンは妊娠時には、通常の100倍も多く分泌されるとお話しました。さらに、尿の中では500~1000倍にも増えているそうです。赤ちゃんの成長に合わせて子宮の筋肉を肥大させ、母乳を作るために乳腺を発達させる働きがあるためで、出産まで増え続けます。他にもプロラクチンや絨毛から分泌されるhhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠時に特有のホルモンも分泌され、体の中では大変動が起こっているといえそうですね。

同時に、プロゲステロンも妊娠後期には黄体期の10~20倍も分泌されるようになり、そのような状態の中でバランスを考えた場合​、イソフラボンを摂ることはすすめられていません。また、出産直後は女性ホルモンはどちらも減ってしまい、6~8週間かけて元の分泌量に戻ります。その間、母乳の出をよくするように豆乳を飲む、という人もいますが赤ちゃんに発疹が出てアレルギーが出る場合も。いずれも少量の摂取か、もしくは授乳期間中は控えたほうがよさそうですね。​

10代や20代でバストアップを目的に摂取してもいい?

女性ホルモンは一生を通じて分泌されるものですが、常に一定の量が保たれているワケではない、というのはもうお分かりですよね。
どの年代でも、イソフラボンを摂ることで何かしらの良い作用が得られます。ならば、美を追求してバストアップ効果も狙っていきたいと思うのではないでしょうか。
エストロゲン分泌が活発になり始める10~20代の体と、イソフラボン摂取のマッチ度を見てみましょう。

​<8~18歳(思春期)​>
ホルモン分泌が盛んになっていき、月経が始まります。それでも子宮や卵巣の働きはまだ未熟なことが多く、生理不順になる人も。この時期、乳腺の発達も起こりますが、それには成長ホルモンとの関わりもあります。成長ホルモンは午後11時~午前2時の間に分泌されるので、この時間にしっかり寝ることと、たんぱく質を摂ると胸の発育にもつながっていくのではないでしょうか。成長期特有に分泌されるホルモンを優先したほうが、体に無理がないようですネ。そのため、意識的に胸を大きくしたい!という場合でもサプリなどではなく、大豆食品のたんぱく質を摂ると良いのだそう。

<19~45歳(成熟期)​>
この中でもあくまで20代までの範囲に限定して見てみると、まず20代前半までに骨の基礎が完成されます。体も丸みを帯びて、女性ホルモンが安定し始める時期。しかし、仕事や出産などの岐路に立つことでメンタル面や体の変化が起こりやすく、ホルモンバランスを崩しやすいともいえます。外食なども増えて、大豆食品の他、知らず知らずのうちにエストロゲン過多になりやすい食生活を送っている可能性も。そのため、バストアップ効果を狙うために常にイソフラボンサプリを飲むことは控えましょう。

ただ、大豆食品を最近摂ってないな、足りていないなと自覚する時は健康面を考えて飲んでもOKだと思います。そのうえで、ホルモンコントロールをするイソフラボンサプリではなく、ブラックコホシュなど有効なハーブなども調合されているストアップサプリを飲むと効果が出てくるのではと思いマス。

40代、50代におすすめの大豆イソフラボンのサプリ

​35歳以降からエストロゲンは少しずつ減少、40代になると卵巣機能が衰え始めます。この頃からプレ更年期といって、関節の痛みや疲れが取れにくくなった、落ち込んでしまうなど少しずつ症状が出る人も。また、すでに更年期に入っているという方にも、症状の緩和が見込めるサプリをご紹介します。​

キッコーマンの基本のサプリ​

配合されているのは吸収率が良いアグリコン型のイソフラボン25mgの他、ぶどうの種子から採れるプロアントシアニジン。紫色の色素のポリフェノールで抗酸化作用があるので活性酸素の除去に期待が持てます。また、骨を強化するにはカルシウムが必要ですが、魚類に多く含まれるビタミンD3がそれを助け、骨粗しょう症予防に効果的なよう。

また、更年期障害に欠かせない三大栄養素のひとつである、葉酸も入っています。(他の2つはイソフラボン、ビタミンD3)​太りやすくなってしまうといわれる時期に、血流を良くして血中の増えすぎたコレステロール値を下げてくれるのだそう。

  • 内容量/60粒、1ヵ月分(1日2粒が目安)
  • 通常価格/5,460円​(税込)​
  • 定期お届けコース・10%OFF/4,914円(税込)​​
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口コミをチェック!​

  • 気分の変調に効果あり
    豆乳やきな粉etc.大豆を食べていたにもかかわらず更年期やPMSetc.の症状が変わらず悩んでいたところ、からだ想いのサプリに出会い、気休め程度でもいいかと思っていました。飲んで数日後だったかと思いますが、訳もなくイライラしていた自分が、いつもより冷静になっていることが増えました。しばらく続けてみます。

    公式サイト・クチコミより

  • 更年期症状が少しずつやわらいできた☆
    つらかった体の疲れやホットフラッシュなどがジンワリ良くなった気がします。一年一年、自分の体の変化に気持ちが追いつかず、アセリやイライラが家族にも迷惑をかけたりしていましたが、飲み始めてから気がついたら健やかに過ごしています。

    公式サイト・クチコミより

劇的に効いた!というクチコミは少ないですが、気がつくと疲れにくくなった、家事もおっくうでなくなったと嬉しい声が多いようです。効果が優しく出るように配合されているようで 、体のことを考えてくれていますね。

エクオール産生菌がなくて、大豆イソフラボンの効果を実感しない人におすすめのサプリ

​豆腐や豆乳などをひんぱんに摂ってるけど、肌の調子もいまいちで効果がないみたい?もしくはソイチェックで調べたところエクオール産生菌がな​いことが判明した!という場合も安心して下さい♪最初から吸収されやすいアグリコン型、エクオールが凝縮されたサプリも次々に発売されていますよ。

大塚製薬のエクエル

​エクエルの素晴らしいところは、大豆そのもの成分を残しながらエクオールまでも摂取できる状態に作り上げたこと。詳しくいうと、ラクトコッカスというチーズにもある乳酸菌を使って発酵させています。

サプリメントという形にするためには合成や濃縮、抽出など行う工程が通常のようですが、少なからず失ってしまう栄養もあるとのこと。
それに対して、高い技術で作られたエクエルは栄養価の高い大豆胚芽の成分が壊れていません。含まれるダイゼインの量がそのままエクオールに変換されているんですね。
1日に4粒、と少し多いように思いますが、更年期に差しかかった女性に適量なエクオールは1日あたり10mg。このへんもきっちりと計算されているので安心ですね。

エクオール+ラクトビオン酸​

その効果はテレビでも紹介されるほど人気のエクオールですが、さらにラクトビオン酸を加えるとパワーアップされるのだそう。
ラクトビオン酸、なかなか聞きなれない成分ですが、オリゴ糖の一種で、カスピ海ヨーグルトなどにも含まれているものなのでそれだけで体に良いイメージです。
なんでもエクオールの産生を増やすだけではなくカルシウムの吸収も高めてくれるので、骨の強化にも有効だそう(イライラも静めてくれそうですね)。
配合されている分量は、3カプセル、1.32gあたりに​エクオールが10mg。さらにプラスで、ラクトビオン酸が豊富に150mgです。また、たんぱく質やビタミンBなどの栄養素が豊富な、カプセルの原料にもなっているビール酵母などが含まれています。どのクチコミサイトでも高評価、なかには薄毛にも効果あり!との声も。

  • 内容量/90粒(1日3粒目安・30日分)​
  • 通常価格/6,480円​(税込)​
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​数あるクチコミサイトより、ピックアップしてみました。

  • 生理周期が正常に!/エクエル
    ソイチェックでエクオールが作られていないことが分かったので飲み始めました。 まだ30代前半なので、サプリメントでエクオールを補充する必要はないかもしれないと思いつつも3ヶ月飲み続けました。 すると、バラバラだった生理周期が28日に安定するようになり、細くなった髪と抜け毛が少し改善してきました。 近年若年性の更年期や閉経が増えているので、若い方も試してみる価値はあるかもしれません。

    Amazon・クチコミより

  • 綺麗になったと言われた。若返ったようです☆/エクオール+ラクトビオン酸
    なんだかずっとイライラしていたのがいつの間にかなくなったようで、毎日楽しく過ごせるようになりました。 職場でも綺麗になった、とまわりの人に驚かれて(笑)見た目年齢が大きく変わったみたいで嬉しく思っています。

    公式サイト・クチコミより

エクエル、エクオール+ラクトビオン酸どちらも、飲むとホルモンバランスが整ってくるようですね。そのうえで、精神安定や肩こり、のぼせなどの症状の改善が徐々に見られるようです。何をしても効果がなかったPMSも1ヵ月で良くなった!という方もいるほど。

大豆イソフラボンは摂取しても「エクオール」が代謝されていないと、意味がない!

​​体の中にただやみくもにイソフラボンを取り入れるだけでは、効果があまりないかもしれない…という衝撃の事実。それでも、もう謎が解けましたよね☆

重要なのはエストロゲンを増やすだけではなくホルモンバランスのとり方。ツヤツヤした肌を手に入れ、心身ともにパワーをみなぎらせるには、摂取するイソフラボン量と質のバランスも考えなくてはいけません。例えば、イソフラボンを摂って頭痛やPMSなどが軽くなったら、自分はこのくらいの量でちょうど良いんだな、という感覚を覚えておくと良いですよ。(体調や食生活で変わる可能性はもちろんあります!)また更年期にさしかかっている場合は意識的に多く摂るなど、自分の体とよく会話して観察することが必要なようですね。

実は、実際のエストロゲン量は一生のうちでもティースプーン1杯分ほど。とても微量なため、少しの分泌の増減でも毎月の生理のたびに不調になったり、と体は振り回されやすいのです。となると、やはりエクオールのように適量で効率良く吸収される成分が必要必須に思えてきますネ。

もちろん、普段の食生活でも大豆食品を摂るのをお忘れなく♪サプリとの兼ね合いも考えながら大豆の栄養も摂取していけば、体の中でエストロゲンがスムーズに、無理なく増えていきそうです。

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