生理前に胸が張って痛い。そんなツライ悩みを徹底的に解消!

生理前に胸が張って痛い。そんなツライ悩みを徹底的に解消!

女性にとって生理前は不快な症状に悩まされがち…なかでも「胸が張って痛い」といった症状は普段どおりの生活を送れなくほど、肉体的にも精神的にもツライもの。なぜ生理前に胸が張るのでしょうか?ナゾの多いこの現象の改善方法を探っていきましょう。

シェアする

目次

  • アナタだけじゃない!気になる生理前の胸の張り
  • 生理前の胸の張りの原因と症状
  • 月経前症候群(PMS)を抑えて改善するために
  • どうしても痛いときの対処法
  • 【Q&A】生理前の胸の張りと妊娠は関係ある?
  • まとめ

アナタだけじゃない!気になる生理前の胸の張り

チコリ編集長の「みのりん」こと宗みのりです。生理が近づいてくると、イライラしたり体がだるくなったり…女性の体って複雑です。そして生理前の不快な症状に悩む女性のうち、実に3割の人たちが「胸が張って痛い」というツライ悩みを抱えているというのだから、私としては他人事には思えません(泣)

胸が張って痛いのは病気だから?もしかして妊娠!?と心配している人も多いと思いますが、大丈夫です!

みのりん
胸の張りが起こる原因とそれを改善する方法があります!
生理前に起こる胸の張りのメカニズムや具体的な改善方法について詳しくお話ししていきますね♪

生理前の胸の張りの原因と症状

​胸が張り痛みがある…スグにでも改善したいですよね。その原因はどこにあるのでしょう?実際に悩みを抱えている女性はどんな症状を訴えているのかも併せて解説していきます。

女性の体は2つの女性ホルモンによってコントロールされている

女性の体は2つの女性ホルモンの分泌量の変化によってコントロールされています。そのはたらきは…

●エストロゲン(卵胞ホルモン)

乳腺を増やしてくれるはたらきを持ち、女性らしい体作りをサポートする。

●プロゲステロン(黄体ホルモン)

乳腺を発達させるはたらきを持ち、妊娠するための体を作る。

このエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が一定周期で変化することにより、排卵が行われ生理がきます。排卵後の生理前はプロゲステロンの分泌量が増えるため、乳腺組織の発達が活性化して胸に水分を蓄えようとします。妊娠しやすい体になろうと乳腺組織を発達させるはたらきが自然と起こるのです。

黄体ホルモンに敏感だったり、分泌量が多い人ほど胸が張る症状がひどくなる

黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が多い人や、ホルモンバランスの変化に敏感な人は胸の張りが強く出る傾向にあります。胸の血管が膨張して水分量が増えるため、圧迫されて胸の内側からくる痛みを感じることになります。

まとめると…

ホルモンのアンバランスが胸の張りを引き起こす原因です。とくにプロゲステロンの分泌量が増えてバランスを崩すと月経前症候群(PMS)になります。PMSには体に感じる症状と心に感じる症状があります。

〇身体的な症状

胸が張る。肌荒れ。ニキビ。体重の増加。食欲が増す。疲れやすい。だるい。むくみ など。

〇精神的な症状

イライラして怒りっぽくなる。憂鬱な気分になる。泣きたくなる。情緒不安定になる。ボーッとして物事に集中できない など。

〇どのくらいの期間続く?

生理が始まる1~2週間前から生理が始まるまで。

ひと月のうち1週間から2週間も不快な症状とともに生活しなければいけないのですから、決して軽く見ることはできませんよね!ですがPMSの症状を改善しホルモンバランスを安定させれば、胸の張りを解消することができますよ!安心してくださいね(^▽^)

月経前症候群(PMS)を抑えて改善するために

ホルモンのアンバランスによって起こる胸の張りをはじめとしたPMS。さらに、生理前はインスリン(血糖値を下げるホルモン)の効果が低下し血糖値が上がるため、この上がった血糖値を下げるために普段より多量のインスリンが必要になります。

血糖値を安定させる食事を取ろう!

​PMSのあいだはインスリンをたくさん必要とするため、食後2〜3時間すると低血糖の状態になりやすく、甘いものが食べたくなるなどの症状が出ることがあります。体を車にたとえると、低血糖の状態はガス欠、甘いもの(糖分)はガソリンととらえれば分かりやすいでしょう。

ただ甘いものばかりを食べていては体に毒です。1日3度の食事で血糖値を安定させるように心がけることで、PMSからくるさまざまな症状が出るのを抑えるようにしていくのがおすすめです。

【食事方法】

一般的に言われているヘルシーな食品と食事方法が、バストの張りの予防にも役立ちます。具体的にはこんなことに気をつけてみてましょう♪

●バランスの良い食事を規則的に食べる

●よく噛んでゆっくり食べる

●食べ過ぎはNG。腹八分目を意識する

●食べる順番に気をつける(野菜や海藻、きのこ類から先に食べる)

主食のごはんやパン、麺類などは糖分を多く含み、食べるとすぐにエネルギーに変換されます。この状態が血糖値の上昇です。空腹の状態で主食を先に食べてしまうと、血糖値が急激に上がってしまいますから、ヘルシーな食事の良さを引き出せない結果に。食べる順番を工夫して、血糖値の上昇をゆるやかにすることが、胸の張りを改善するための第一歩です。

【おすすめの食べ物】

「まごはやさしいよ」というちょっと変わった言葉を知っていますか?「やさしいお孫さん」…とはちょっと違うんだけれど実はこれ、女性の健やかさを保つ食品の頭文字を取って作られた言葉なんです。

●ま→豆、豆乳、豆腐、おからなど

●ご→ごま・米

●は(わ)→わかめなどの海藻類

●や→野菜

●さ→魚

●し→しいたけなどのきのこ類

●い→イモ

●よ→ヨーグルトなどの発酵食品

高タンパク&低脂肪の食材や繊維質の食品がズラリ!タンパク質や脂質は血糖値の上昇や下降に直接関係しない成分です。

ホルモンバランスをととのえる食品を取り入れよう!

​PMSの期間は黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増えて、ホルモンのバランスが崩れます。卵胞ホルモンを増やす効果のある食品を取り入れることで、ホルモンバランスをととのえてあげることも大切です。

【ホルモンバランスをととのえる食品】

大豆イソフラボンが含まれる食品が、ホルモンバランスをととのえてくれます。以下のような食品を積極的に取り入れてみましょう!

●大豆

●豆腐

●おから

●納豆

●豆乳 など

豆乳や豆腐などに含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じようなはたらきをします。食事で女性ホルモンのバランスを取るならダンゼン!「まごはやさしいよ」の食材のなかでも「ま(豆)」がおすすめです!

血糖値を急激に上げる食べ物は控えよう!

生理前になると甘いものが欲しくなることがありますが、これは黄体ホルモンが優勢になるため。ふだんよりも低血糖になりやすい時期なので、血糖値を上げようと体が自然と甘いものを求めるようになります。

甘くておいしいものを食べれば、イライラした気持ちも一緒におさまって満足できますが、一時的なものにしか過ぎません。血糖値を安定させること、血糖値を急激に上げない工夫をするのがポイントです。

【控えたい食べ物】

●チョコレート、ショートケーキ、こしあん、アイスクリームなどのお菓子類

●じゃがいもやニンジン、かぼちゃ、トウモロコシなどの糖分の多い野菜

PMSの時期だけは、甘いお菓子はほんのちょっとでガマンしましょうp(^^)q

【どうしても食べたいときのお助け食品】

●くるみやアーモンドなどのナッツ類

●ドライフルーツ

口寂しくて何かを食べたくなったら、甘いお菓子の前に上記のような食品を食べてみるのがおすすめです。腹持ちがよく、カルシウムやリン、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。そして何よりも血糖値の急上昇も抑えてくれるから、PMSの時期のおやつとしてピッタリですよ♪

塩分・カフェイン・アルコールの摂り過ぎに注意しよう!

塩分の摂り過ぎはむくみを引き起こし、胸の張りをより強める原因になります。カフェインは体を冷やしてしまったり、イライラや情緒不安定のもとにもなりやすい成分です。

PMSの時期はアルコールを分解するための肝臓の機能が低下しているので、ふだんよりも悪酔いしたりといった不安もあります。

【控えたい食品】

●塩分の多いもの(ソーセージやハムなどの加工食品、ナチュラルチーズなど)

●コーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶などのカフェインを含む飲み物

●アルコール全般

「絶対に食べたり飲んだりしてはダメ!」というワケではないですが、摂り過ぎには十分注意してほどほどの量に抑えるようにしてくださいね♪

軽い運動でリフレッシュ&代謝アップ

心も体も憂鬱になるPMSの期間、胸の張りが気になって何もしたくなくなってしまうかもしれませんね。そんなときこそ軽い運動でムリなく体を動かすのがおすすめ!

血糖値を安定させて低血糖状態を起こす頻度もグンと減らせます。

運動で体を動かすことで気分転換になり、どんよりした気持ちもスカッとなるはずです。血行も良くなって体の緊張もほぐれてリラックスできます。

体のだるさや頭痛などは、自律神経の乱れから引き起こされます。それを解消するのにも軽い運動はとても効果的なんです!

【おすすめの運動】

●散歩:日常生活の延長でできる散歩は、もっとも手軽な有酸素運動です。血行が良くなり体の緊張もほぐれます。また太陽の光を適度に浴びることで脳内の幸せ物質ドーパミンが作られるので、自律神経の乱れをととのえるのにも効果的ですよ(^▽^)

●ストレッチやヨガ:家にいながらできるとても手軽な運動です。体をほぐすようにゆっくりストレッチしてみましょう。また、ゆったりとした呼吸と正しい姿勢に注意しながら行うことでリラックス効果が期待できます。

【気をつけたいポイント】

●PMSの時期の運動は15分以内を目安に行いましょう。

●軽い運動を毎日の習慣にして継続していくことが、PMSの予防にも効果を発揮します。

あまり長時間続けると、デリケートなPMS時期の体にはとても負担がかかります。ほんの少しだけ歩く距離を延ばしてみるとか、5~10分ほどゆったりのんびりストレッチをするなど、ムリのない範囲で取り組んでみてくださいね♪                    

どうしても痛いときの対処法

食事や運動でいろいろと対策をしても、どうしても胸が痛むことがあると思います。残念ながら胸の張りをすぐに鎮める方法というものは現在のところありません。

ですが少しの工夫で胸の張りと痛みを和らげることは可能です。そんなときのさらなる対処法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)

ゆったりした下着に替える

PMSの期間だけふだん身に着けているブラよりも、ゆったりとしたサイズのブラに替えてみるとだいぶラクに過ごせるでしょう。ワイヤー入りのブラではなく、ノンワイヤーのものでソフトなつけ心地のブラを選べば、体の外側からの圧力を大幅に減らすことができます。

ブラだけでなくショーツやキャミソールなど、肌に直接身に着ける下着をゆったりとした着心地のものに交換すると、よりリラックス度が高まります。

低用量ピルでホルモンバランスをととのえる

ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つがバランスよく含まれています。飲むことで崩れたホルモンバランスをととのえて、PMSの症状を軽くすることができます。

【低用量ピルってどんなもの?】

ピルは医師の処方せんがないと入手できない「薬」です。本来は避妊を目的とした薬で、産婦人科を受診して処方してもらうのが一般的です。ピルには避妊だけでなく、PMSの症状を軽くするなど女性にとってメリットも多いのが特長です。

●生理が軽くなり(生理痛、出血量ともに)、生理周期が安定する

●生理前のイライラ(PMS)が軽くなる。またはなくなる

●肌荒れ、ニキビが軽くなる

ピルの処方は病院での問診と血圧測定、体重測定など簡単な診察のみで可能ですが、下記のような状態にある場合は処方してもらえないこともあります。

●片頭痛:慢性的に頭痛がある人はピルの服用で脳梗塞になることもあるため、ドクターストップがかかる恐れがあります。

●喫煙:35歳以上で1日15本以上喫煙する人。ピルの服用でごくまれに血栓症(血管の中で血液が固まり、血液が流れなくなる)になる可能性があります。

●肥満:BMI値30以上の人。血液がドロドロの人が多く、脳梗塞や血栓症のリスクも高まります。

【副作用って大丈夫?】

ピルというと副作用が心配と感じる方も多いと思います。主な副作用は吐き気・頭痛・むくみですが、実際に副作用があらわれるのは10人中1~2人程度です。ほとんどの方が問題なく使用できています。

服用をスタートしてから1~2週間は、吐き気や頭痛のような症状が出る人もいるようですが、それを過ぎると症状がおさまります。またピルの銘柄を変えたら症状が出なくなったというケースもありますので、医師と良く相談して服用することが大切です。

おさまらない胸の痛み、実は病気かも

​1.乳腺線維腺腫

乳房にしこりが出る病気で、思春期~20代の若い世代に多く見られます。乳房に1~3cmほどの円形で平らなしこりができて、触るとよく動くのが特徴です。押しても痛みを感じることはほとんどありません。

しこりの数は1個だけのこともあれば、複数できることもあります。また片側だけにできたり、両側にあらわれることもあります。「痛みがなく硬いしこり」は乳がんのしこりと似ているので心配されますが、乳腺線維腺腫なら良性のまま終わるため乳がんになることはありません!

2.乳腺炎

乳腺炎とは乳房全体が熱を持って赤く腫れたり、痛みやしこり、膿(うみ)の症状があらわれる病気。38℃前後の発熱や寒気、頭痛といった症状があらわれることもあります。授乳期に起こることがほとんどですが、まれに授乳期でないときにでも起こることがあります。

乳房を冷やすと熱感はある程度抑えられます。ですが乳腺炎になってしまうと痛みもガマンできないほどなので(みのりんは過去に乳腺炎になったことがあるので、このツラさがとってもわかるんです(泣))、産婦人科で診察してもらうのが1番です。

3.乳腺症

乳腺症は乳房に痛みを感じ、しこりができて触るとしこり自体に痛みがあります。乳がんのしこりは痛みがありませんのでそこが大きな違いとなります。また乳頭から黄色い膿のような分泌物が出てきたり、かゆみを感じることもあります。痛みをともなうしこりが乳房にできたら、迷わず産婦人科へ行くのがベストです!

4.乳がん

これまで挙げてきた乳房の病気と同じような症状が複合的にあらわれます。1番の特徴は痛みのないしこりです。また、左右の乳房の見た目が少しいびつになっている(高さや形の違い)、引きつっていたりへこみができているなどの見た目の異常も乳がんの特徴です。

生理前の胸の張りや痛みを感じる期間は1~2週間です。それ以降も痛みや張りがなくならない場合や、少しでも変だなと感じたら迷わず産婦人科を受診するようにしましょう!

【Q&A】生理前の胸の張りと妊娠は関係ある?

​胸が張って痛いと「もしかして妊娠してる?」と感じてドキドキしちゃいますね。生理前の胸の張りと妊娠には何か関係があるのでしょうか?Q&A方式で解説していきますね♪

Q.生理前に胸が張りやすいと妊娠しやすいの?

A.いいえ。医学的な根拠はありません。 ただ生理前に胸が張るのは、排卵後に分泌される「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が原因です。 このプロゲステロンは女性が妊娠するための体づくりをしてくれている働きがあります。 なので、絶対ではありませんが黄体ホルモンの分泌が多い方=胸が張りやすい方は、妊娠しやすいかもしれません。

プロゲステロンの分泌量が多いと、それだけ体が妊娠への準備を積極的に始めているという仕組みですが、そうではない方でも妊娠の可能性は十分あると言えますね。

Q.生理前の胸の張りは、妊娠してる兆候?

A.妊娠の可能性は考えられます。 妊娠の初期症状である胸の張りは、生理予定日の1週間前からあらわれます。 その状態が生理予定日を数日~1週間過ぎても続いている場合、もしくはより強く張りを 感じたり、乳首にチリチリとした痛みを感じる人は、妊娠している可能性があります。

母乳を作り出すための土台となる乳腺が発達してくるため、胸に張りや痛みを感じることがあります。 他の、妊娠の初期症状と合わせてチェックしてみましょう。

Q.PMSの症状と妊娠初期症状はとても似ている?

A.はい。「胸が張って痛い」「食欲が増える」などの症状がメインのPMSですが、妊娠初期にもPMSとほぼ同じ症状があらわれます。そのため症状の原因がPMSなのか妊娠なのか、その見極めがとても難しいところです。

生理が始まって自然と症状も治まれば問題ありませんが、不快な症状がずっと続いたり、生理が始まらないという場合は妊娠の可能性があります。ご自身の体の状態を常に注意深くチェックしておくことも大切です。

まとめ

胸の張りには、女性の体内にある2つのホルモンのアンバランスが深く関係していたんですね。この黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスをうまく取るような生活を心がけることが、PMSの期間を快適に過ごすためにはとても大切であることがわかりました。

みのりん
ヘルシーな食事とムリのない軽い運動を取り入れながら、少しずつ改善していくことで、今抱えているツライ胸の張りから開放されるはず!
ご紹介した内容がみなさんのお悩み解消の助けとなりますよう、ワタクシみのりんは願っていますよ(^^)v 
under main layout