生理前に胸が張って痛い原因は?病気との見分け方や痛みを和らげる方法とは

生理前に胸が張って痛い原因は?病気との見分け方や痛みを和らげる方法とは

生理前になると胸が張ってチクチク痛い!そんな症状を経験したことはありませんか?「もしかして乳がんの可能性があるんじゃないか…」と胸の違和感は女性にとって見過ごせない症状ですよね。気になるその症状の原因と、痛みを和らげる方法を徹底追及します!

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目次

  • 生理中や生理前に胸が張って痛い
  • 排卵日と胸の張りの関係とは
  • 胸の張りや痛みをやわらげる方法
  • 胸の張りや痛みは病気の症状の場合も?
  • 気になる胸の張りに関するQ&A
  • 黄体期に見られる様々な症状
  • 生理周期と上手に付き合おう

生理中や生理前に胸が張って痛い

生理前や生理中になると胸が張って痛かったり、胸がチクチク痛んだことってない?この症状は生理2週間前くらいから、生理が始まる期間に現れる月経前症候群(PMS)と呼ばれる症状の1つなの!女性であれば毎月経験する生理のメカニズムを知って胸の張りや痛みと上手に付き合っていきましょうね。

みんな、こんにちは!宗みのりです。みのりんって呼んでね♪生理前の胸の張りやチクチクした痛みってつらいですよね。私もこの症状が出るときがあるんだけど、生理が終わればおさまるからっていつもそのままにしていたの。

排卵日と胸の張りの関係とは

女性にとって大切な4つの女性ホルモン

女性の身体には以下の4つの女性ホルモンが存在しているの。

  • 卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲン
  • 黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロン
  • 卵胞刺激ホルモンと呼ばれるFSH
  • 黄体化ホルモンと呼ばれるLH

卵胞ホルモンには女性らしい身体つきにする効果があって生理の終わりごろから排卵日前にかけて分泌が多くなるホルモンよ。この卵胞ホルモンの分泌を刺激してくれるのが卵胞刺激ホルモンの仕事になるの。女性にとってキラキラ期と呼ばれる時期に多く排出されているホルモンなんです。

黄体ホルモンは妊娠を助けるためのホルモンで、身体の機能をおもに妊娠した場合にそなえて機能するように促しているホルモン。排卵後~生理中にかけて多く分泌されています。黄体化ホルモンには排卵を促して、卵巣を刺激することによって黄体ホルモンの分泌を促している存在なの。このホルモンが多い時期は女性がイライラしたり、体調を壊しやすい時期とされているんです(><)。そしてこの黄体ホルモンこそが胸の張りや痛みの原因となっているの!

生理周期と女性ホルモンの変化

女性の身体は生理~次生理までの1ヶ月をおよそ4つのサイクルで過ごしています。月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と呼ばれていてそれぞれにきちんとした役割が決められているんですね。月経期は妊娠しなかった場合に、いらなくなった子宮内膜が剥がれ落ちるリセット期と呼ばれていて卵胞ホルモンが減少していくの。次に卵胞期は卵胞刺激ホルモンの働きによって、次の妊娠に向けて子宮内の準備をしている期間になるわけです。

次に排卵期は、卵胞ホルモンの分泌がピークに達する時期で、黄体化ホルモンが分泌されて卵胞から卵子が飛び出す排卵が起こるの。そして最後の黄体期は、卵子が飛び出した後の卵胞が黄体になって、妊娠を継続していくための準備をする時期になるんです。

胸の張る時期とは

排卵の後にやってくる黄体期になると身体が妊娠した場合にそなえて一生懸命準備を始めるために、黄体ホルモンの分泌がぐっと増えてくるの。この時期は4つのサイクルの中でも1番黄体ホルモンが活発な時期といえるわ!

胸が張る感覚

黄体ホルモンが妊娠に向けて身体づくりをすることによって、赤ちゃんができたときに産後の母乳が出るようにと乳腺を刺激することによって、乳腺内の血管が広がったり、乳腺組織がふえることによって胸が張ったり、痛みを感じたりしてしまうんです。妊娠しなかった場合は母乳は必要ないから、自然とこのホルモンが落ち着いていくから痛みも一緒におさまっていくの。妊娠したときの初期症状として胸の張りがあげられるのは、このホルモンの影響でもあるんですね。

張りや痛みの原因

黄体ホルモンの影響で乳腺内の血管が広がったり、乳腺組織が増えることで血管が広がったり、膨張することによって内側から胸が圧迫されることや、血行不良が起こることによって張りや痛みを引き起こしてしまいます(T_T)。

胸の張りや痛みをやわらげる方法

身体を温める

女性は比較的すぐに体が冷えてしまうところがあるんだけれど、身体が冷えるとむくみを引き起こしてしまうし、血行も悪くなってしまいます(涙)。血行が悪くなることによって痛みがひどくなる場合があるから、体を冷やさないようにすることが大切!身体を冷やさない方法としては、カーディガンや腹巻、靴下などで温める方法や、お風呂にゆっくりつかったり、温かい飲み物を飲むことも効果的です(^^)

胸を優しくマッサージする

血行が悪くなると痛みがでやすいから、優しくマッサージして血行をよくしましょう。強くマッサージするのは悪影響があるから、優しくゆっくり痛みがある部分をもみほぐすような気持ちでマッサージしてみてね。

ゆったりとした締め付けないブラジャーにする

下着による締め付けは血行が悪くなる大きな原因!痛みのあるときは補正ブラやワイヤー入りのブラはいったんおやすみして、ノンワイヤーなどの締め付けないタイプのブラジャーをつけるようにしましょうね。

生活リズムを乱さない

女性ホルモンはとっても簡単に乱れやすい存在。夜更かしやストレス、生活スタイルの乱れや食生活の乱れが簡単に影響してしまうんです!ホルモンの変化が過敏になると、それだけ身体への影響も出やすいからできるだけ規則正しい生活を心がけて、ホルモンバランスも整えるようにしましょうね☆彡

特に生理前の体調を壊しやすい時期はいつもより早く寝ることを心がけるようにしましょう(^^♪。

血糖値をあげないように食事に気を付ける

血糖値が急激に上がることによって、PMSの症状はひどくなりやすいといわれています。できるだけ血糖値を急激に上げないように、糖分を控えたり、食事の回数を増やして空腹になりすぎるのをふせいだり、ご飯を食べるときは野菜から食べるようにすることを心がけるのがおすすめ☆

カフェインはなるべく摂取しない

カフェインは血管に刺激を与えて収縮させやすくするから、胸の張りや痛みを悪化させてしまう原因になっちゃうんです(T_T)。生理前で胸の張りや痛みを感じているときはコーヒーや紅茶はちょっとおやすみして、温かいハーブティーやルイボスティーがおすすめ

ストレスをためない

もう1つ大切なのはストレスをためないってこと。ストレスってとっても漠然とした存在だけど、ただでさえ簡単に乱れがちな女性ホルモンにとって、ストレスは大敵!心配事があったら生理が遅れたり、こなくなったりするのを見たらわかると思うけど、ストレスと女性ホルモンはかなり密接なつながりがあるんです……。できるだけストレスをためないことが、女性ホルモンを整えるために大切なことになってくるの。

胸の張りや痛みは病気の症状の場合も?

生理前に症状が現れて、生理が始まるとおさまるようであればほぼ心配はいらないけれど、生理が始まっても痛みが続いたり、耐えられないほどの痛みがある場合は病気が隠されている場合も。そういった場合は早めに医療期間を受診することを心がけてね!

​病名​​原因​​症状​​対処法​
乳腺炎乳腺が何らかの影響によって炎症が起こることによって起きる。発熱・発赤・痛みを伴う。抗生物質の服用や、場合によっては切開が必要になるときがある。
乳腺症女性ホルモンの変化による状態で病気ではないしこりのような硬さを感じる・うずくような痛みがある。病気ではないため、特別な治療は必要としない。
乳がん細胞の遺伝子異常の蓄積によって発生するガン乳房のしこりや、乳房のえくぼ、皮膚の変化やリンパ節の腫れなどが起こる。手術・放射線治療・薬物療法・抗がん剤治療など。
乳腺線維腺腫乳房内の線維組織と乳腺が増殖することで形成される良性の腫瘍周囲との境界がはっきりした、おはじきのようなしこりができる。1個だけの場合もあれば多数できる場合もある。特に治療の必要はない。あまりにしこりが大きくなれば手術が必要な場合も。

婦人科や乳腺科を受診する目安

片方の胸にだけ強い張りや痛みを感じる場合や、発熱を伴う場合、生理が始まっても痛みが続く場合や、乳頭から分泌物が確認できた場合、しこりを感じる場合や、尋常ではない痛みを感じる場合などは恥ずかしがらずに早めの受診を心がけるようにしましょうね。どうしても行きにくい場合は、事前に女性の先生がいる病院を確認してから受診すれば安心して相談しやすいからおすすですよ!

気になる胸の張りに関するQ&A

生理が予定日より遅れていて、胸が張っている場合は妊娠している可能性があるということなんですか?

確かに妊娠初期は、黄体ホルモンの影響で胸が張りやすくなるけれど、妊娠していない場合でも同様の症状が出る場合があります。基礎体温をつけていると、高温期が続いているかどうかで妊娠しているかどうかをある程度判断することができるから気になる人はチェックしてみてね。

基礎体温は朝起きて体を動かす前に、寝たままの状態で口の中の測る体温のことで、毎日簡単にチェックができるから妊娠を意識している場合は基礎体温表を習慣化してみるのもおすすめ!生理予定日から1週間たっていれば、市販の妊娠検査薬でチェックすることも可能だから、気になる場合は一度検査してみてもいいかもしれないです。

胸が張るのは、乳腺が発達して胸が大きくなるということなの?

生理前以外にも成長期などで胸が大きくなる時にも、胸が張ったり痛みを生じる場合があるの。これは成長痛と同じである人と、ない人がいて起こる期間も1年~4年と人によってまちまちで、大人になってから起こる人もいるんですね。

黄体期に見られる様々な症状

胸の張りや痛み以外にも、黄体期は体のあちこちに様々な症状が現れるの。月経前症候群(PMS)と呼ばれるもので、人によって出方や出る症状に違いはあるけれど、つらい人は本当につらい時期になるのよね・・・だけど、風邪なんかの病気と違ってお休みできるものでもないから、毎月一生懸命耐えている人が多いのが現実なの。

排卵痛

大きくなった卵胞が腹膜を刺激した時や、卵子が卵巣から飛び出るときに腹膜を刺激することによって起こる痛みで、「あー今日が排卵日だな」とはっきりわかるほど痛む人と、全く痛みを感じない人に分かれるわ。また同じ人でも昔は全く感じなかったのに、子どもを産んでから排卵痛がわかるようになった人もいるの。

排卵出血

排卵に伴う出血のことで、生理と生理のちょうど真ん中くらいの時期に起こるため、中間出血とも呼ばれています。原因の1つは卵子が放出されたときに、卵巣の表面が敗れることと、もう1つは卵胞ホルモンの分泌量が増えることによって子宮内膜がはがれて出血する場合もあるの。だけど、出血が長引く場合や痛みも伴う場合は子宮がん卵巣がん子宮筋腫子宮内膜症などの病気が隠れている可能性もあるから、出血や痛みが続く場合は医療機関を受診するようにしてね。

粘り気のあるおりものの増加

おりものはホルモンバランスの状態によって変化する特徴があるの。おりものは卵胞ホルモンの分泌量と比例しているから、生理前になると分泌量が増えてしまうってそのことを不快に感じるかもしれないけれど、おりものは受精の手助けをしたり、膣内を細菌の侵入から守って清潔に保つという大切な役割があるからあまり邪見にはできないんです。

激しい眠気

黄体ホルモンが分解してできる「アロプロゲステロン」には強い催眠効果があるため、分泌量が増えることによって激しい眠気に襲われてしまうことがあるんです。アロプロゲステロンの眠気は、市販薬にも多く使用されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬と同レベルの眠気を引き起こす力があるの!

その他の身体の症状

その他にも生理前はさまざまな症状が現れます(T_T)。無性にイライラしたり、無気力になったり、憂鬱な気分が続いたり、泣きたくなったり、だるさがとれなかったり、悲しい気持ちや不安な気持ちがいつまでも残ったり・・・これは幸せを感じる脳内物質であるセロトニンが低下することに原因があるんです。

辛い時は病院を受診しよう

PMSは人によってそれぞれで、症状が全くない人もいれば毎月毎月ものすごく辛い思いをしている人もいるの。PMSも以前は心の甘えだなんて言われていた時期があったけれど、今は立派な病気の1つとしてとらえられているわ。辛い時は病院を受診することで、ホルモンを安定させるお薬を処方してもらえるから我慢しないで受診してみるようにしてね。


生理周期と上手に付き合おう

初めての生理を迎えてから、閉経するまでの数十年にもわたる長い間ずっとずっと毎月付き合っていかなければならない生理周期。だけど、できるだけ快適に過ごしていきたいですよね。胸の痛みや張りに関しては、今回紹介した方法を試すことで症状や和らぐ場合も多いから是非一度試してみてね。胸の痛みや張り以外にも、耐えられないほど辛いPMSは我慢しないでお医者さんかお友達、家族、恋人に相談して適切な治療を受けるようにしましょうね。

生理前の胸の張りや痛みについて理解できたかな?できるだけPMSを起こさせないためにも、普段から規則正しい生活やストレスをためない生活を心がけるようにしましょうね。

早速今日から早寝・早起きを始めなくっちゃ♪みんなもできることから心がけるようにしてみてね! 

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